2023年9月10日
水盤に自分の姿を映し見る「監・鑑」
前回に続き、大きな瞳をあらわす「臣」を含む漢字、「監・鑑」について考えます。「監」は「
私たちは「鑑みる」と書いていますが、「鑑」の元の字は「監」です。水盤が銅や鉄などの金属で造られていることから「監」に「金」が加わり「鑑」ができたようです。
「音楽鑑賞」「監視」のように、同じ意味合いで両方の漢字が使われていますね。
(産経国際書会常務理事 眞田朱燕)
前の記事 : 「賢」はかしこく、霊力のある、盲目の人
次の記事 : けがれのない心、「性」

















