2022年8月 7日

鳥(隹)をおどかし、なやます「難」

20220805_kanji01.png  普段何げなく使う感謝の言葉「有り()い!」は「世 の中に有り得ないくらい値打ちがある」という意味だよ。「ありがとう」は言う方、言われる方も温かい気持ちになる素晴らしい日本語だね。そこで今日は一寸(ちょっと)()しい「難」を取り上げるよ。
 元の字の右側は「隹」で鳥に、左側は「20220805_kanji03.png」で火をつけた矢の形になっている。だから、難は「隹(鳥)に向かって()()()て、鳥を驚かす」意味になるよ。何故(なぜ)なら鳥を使った占いの一つだったからね。かなり残酷。鳥からすれば大変困ったことなので、そこから「なやむ・こまった・くるしい・むずかしい」という意味になったんだ。そう「鳥(隹)の災難」と覚えてね。難解・避難・苦難・非難・盗難のように使うよ。
 最後に超難問・・・新聞の中にいる鳥は?
(産経国際書会副理事長 勝田晃拓)

20220805_kanji02.png

(答え)キジ