薄く平たい草...「葉」

kanji_20170805_1.png  八月(はちがつ)別名(べつめい)を「葉月(はづき)」ともいいます。草木(くさき)(はる)()()き、(えだ)()ばして木を(おおう)うほど(おお)きくなります。そうして(ひろ)がった葉は、(なつ)(つよ)日差(ひざ)しをさえぎり、木陰(こかげ)(すず)しい(かぜ)()()んでくれます。
 「葉」は「(ぞう)」(kanji_20170805_3.png)と「(よう)」をあわせて(つく)られました。「枼」は木を()って作った(うす)い木(ふだ)のこと。kanji_20170805_3.pngは草を意味(いみ)しています。葉は薄く(ひら)たいことを(しめ)しているので枝葉の葉を(あらわ)わす言葉(ことば)になりました。
 「鰈」(カレイ)、「蝶」(チョウ)など「枼」を使っている言葉は、みな共通(きょうつう)して薄く平板(へいばん)(かたち)であることがわかりますね。

(書:産経国際書会副理事長 髙橋照弘) kanji_20170805_2.png