会報 令和7年1月号 第110号
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2022年9月25日
文字や絵を書く道具「筆」
今回は文字や絵を書いたりするのに必要な「筆」についてお話しをします。
「筆」は「竹」の象形文字「
」に「
聿
(
いつ
)
」(筆を手に持つ形)の象形文字
「
」を組み合わせて生まれた会意文字となります。「筆」の起源は4000年前、今の中国で用いられています。
読みは、音読みでは「ひつ」。訓読みでは「ふで」です。部首は「竹」(たけかんむり)となります。語例としては、
筆力
(
ひつりょく
)
、
筆意
(
ひつい
)
、
硬筆
(
こうひつ
)
、鉛筆、万年筆、
達筆
(
たっぴつ
)
などです。
いかがですか?想像もできないような昔に、皆さんも使っている「筆」の原形が誕生していたんですよ。ビックリですね!
(産経国際書会常務理事 山本晴城)
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