第43回 産経国際書展

第43回産経国際書展 ごあいさつ

産経国際書展は今年で第43回展を迎えることとなりました。

産経国際書会は昭和59年に書芸術の国際交流を通じて世界各国との友好親善を深め、世界平和に寄与するとともに書技、創作活動の一層の向上、発展に期することを目的に設立されました。3Cの「clean(清潔)、clear(明朗)、creative(創造)」に「character(品格)」を加えた4Cを理念として、クリーンな審査は第1回展から現在に至るまで受け継がれています。流派にとらわれない「良いものは良い」の精神が貫かれ、想像力豊かな作品の多さには目を見張るものがあります。産経国際書会はクリーンと創造性を特に大切にしてこれからも前へと進んでいきます。

そうした理念と伝統を有する産経国際書会にとって、今年は飛躍の足掛かりの年になるはずです。11月頃に日本書道がユネスコ無形文化遺産に登録される見込みだからです。草創期から海外へと目を向け、伝統を重んじつつ、新たな挑戦を続けてきた産経国際書会だからこそ伝えられる「日本書道」の魅力を今一度、世界へと発信する時だと考えています。

今年は5532点の出品がありました。東京展の展示点数は会員、公募を含めて2326点、高円宮妃殿下が会員の皆様がお年を重ねられても楽しく書道を続けてほしいという願いを込めて開催する「特別色紙展」に64点が出品されます。御題は「働」と「遊」。松村雄基さんなど文化人の作品を加えて展示いたします。また、模範揮毫、ギャラリートーク、現代書に焦点を当てたフォーラムなどイベントも盛りだくさんです。会場には「書の魅力」があふれています。ぜひ多くの人々に足を運んでいただきたいと存じます。

最後になりましたが、本展の開催にあたりご協力を賜りました皆様に深く感謝申し上げます。また、出品者各位のご健勝と益々の御健筆をお祈り申し上げます。

令和8年8月

産經国際書会・産經国際書会

産経国際書会理事長
髙橋 照弘

第43回産経国際書展が、産経新聞社をはじめ関係各位の心強いご支援をいただき盛会に開催できますことに心より感謝し厚く御礼を申し上げます。

第43回展において入選入賞特別賞を受賞された皆さん、おめでとうございます。皆さんの不断の努力が結実したものといえます。これを機に一層の研鑽を積まれ、更に上を目指すため技量を高められ飛躍されることを期待しております。

産経国際書会は、日本の純正書道の継承発展をさせるべく、国内はもとより海外に目を向けて活動を展開してきました。書会は、広く門戸を開放して個性の尊重、主義主張を偏見なく受け入れ自由闊達に表現活動できる場となっております。書の全ての部門から出品があり、米国、イタリア、韓国、中国、シンガポールからも多く出品され、「国際」という名を冠するにふさわしい展覧会となっています。現在、産経国際書会の評価は高まり、存在感を増しております。

本年は11月に開催されるユネスコ政府間委員会に於て、「書道」がユネスコ無形文化遺産に審議決定されます。日本書道界の悲願である認定はほぼ確実といわれていますが、予断は許しません。これまで文化庁、書道界が認定に向け勢力的な活動を続けており、産経国際書会も一翼を担っています。認定は最終ゴールではなく、大事なことは認定後にあり、認定をどう受け止め継続し未来へと繋いでいくかであります。新たな課題が待ち受けています。認定は産経国際書会にとって絶好機と捉え発展させていくべきだと考え、産経国際書会として活動の一つとして組み入れ活動を活発化させて前進を図りたいと思います。

産経国際書会は皆様とともにあります。今後共書会活動にご協力くださるようよろしくお願い申し上げます。

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